菌自己融解
2021.2.15
抗菌ナノ粒子の「菌自己融解」とは
「抗菌ナノ粒子」が菌に対して無害化する技術を「菌自己融解」といいます。
人に有害な細菌の内側は8~20気圧あり、硬い細胞壁に守られ急成長しながら増殖します。
善玉菌の成長スピードは1日に2倍ずつ程度ですが、大腸菌は15分で2倍づつ増殖します。
「抗菌ナノ粒子」が細菌の細胞壁に吸着すると、その部分だけがスピードの速い成長を阻害されるため、細菌の内側と外側の圧力バランスが崩れ、細胞壁が物理的に破裂(自滅)します。
「菌自己融解」は、人に有害な細菌だけが持つ性質を利用するため、腸内の善玉菌と呼ばれる酵母や乳酸菌など人にとって良い作用を持つ菌には影響を与えません。
断面図によるナノ粒子の自己融解の様子
※抗菌ナノ粒子は分解されるまで、何度でも細胞を破裂(自己融解)へ導きます。
※乳酸菌は成長速度が速いが乳酸を出すため、抗菌ナノ粒子はくっつきにいきません。
ナノポリマーと細菌細胞壁との接合模式図
「抗菌ナノ粒子」は細胞壁の糖鎖ペプチド表層と親和性が高く「抗菌ナノ粒子」が吸着した局所部分に対して、細胞壁の合成を阻害します。
抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水