STAFF ブログ
弊社スタッフが、抗菌ナノ生活PROの最新情報をブログ形式でお伝えします。
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抗菌ナノ生活PRO 商品CM
2021.6.10
抗菌ナノ生活PRO 商品CM
商品を簡単にイメージしてもらいやすい様に、CMを作成いたしました。
60秒 バージョンCM
30秒 バージョンCM
抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水
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保管方法・使用期限
2021.5.10
保管方法・使用期限
抗菌ナノ生活PROの使用期限は3年、光や熱にも強いのが特徴です。
未使用であればさらに長期保存が可能なため災害用の備蓄としても最適です。
スプレーボトルは透明のものを使っていただいて大丈夫です。類似品の保管の注意点
次亜塩素酸水
次亜塩素酸水は生成直後から効果が減少していきます。
日光や熱に弱いため遮光ボトルに入れ冷暗所で保存が必要です。
使用期限が製造から6ヶ月以内の商品がおおいです。アルコール除菌液
可燃性があり保存方法には注意が必要となっており、80リットル以上保管量がある場合は少量危険物貯蔵取扱届が必要となります。
使用期限は3年程になります。抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水
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pH濃度について
2021.5.1
pH濃度について
抗菌ナノ生活PROのpH濃度は9.0前後です。
※pH(ペーハー)とは水素イオン濃度の略称であり、溶液中の水素イオンの濃度を指します。
微生物が生育する為には、栄養分・水分・温度・pH・酸素などについて特定の環境条件が必要で、何れの環境条件が不適切であっても増殖は抑制されてしまいます。特に、pHは食品の品質保持に重要な役割を果たし、食品添加物pH調整剤(クエン酸、クエン酸三ナトリウム等)が広く使用されています。
微生物には、生育に最適な特有のpH範囲があり、酸性側とアルカリ性の生育限界pH値は、微生物の種類によって異なります。
大半の微生物は、pH7~8(中性・弱アルカリ性)が最適値となりますが、この最適値pHから外れてしまうと、微生物の増殖は抑制されます。
微生物生育のための最適pH
① カビ 酸性生育限界値は約2.0、アルカリ生育限界値は8.5、最適は5.0~6.5
② 酵母 酸性生育限界値は約3.0、アルカリ生育限界値は8.5、最適は4~5
③ 一般細菌 酸性生育限界値は5.0~5.5、アルカリ生育限界値は8~9、最適は6~7
④ 大腸菌 酸性生育限界値は4.5、アルカリ生育限界値は9、最適は7.0~7.5
⑤ 乳酸桿菌 酸性生育限界値は4.0、アルカリ生育限界値は8、最適は6~7
カビはpH2.0~8.5の広い範囲で生育し、細菌は大部分が中性付近のpHで最も生育し、腐敗菌は、pH5.5以下では生育が殆んど抑制されます。また、乳酸菌のように、自己生成した酸によるpH低下のために生育が停止し死滅する微生物もあります。
食品は、一般的に酸性から中性を示すものが殆んどであるため(例えば、梅干はpH2.0~3.0 ビスケット・カステラは7.0~8.0)、保存性を考慮する場合には、生育の酸性限界値、最適値のpHを把握しておくことが大切です。
※参考資料 微生物制御実用辞典 フジ・テクノシステム
プチ情報
☆強アルカリ性温泉
水素イオン濃度(pH)が10以上の温泉を強アルカリ性泉と呼ぶようです。日本でも珍しい泉質だったが、火山の影響の少ない所で近年地中深くボーリングして汲み上げた新しい温泉に見られるようになってきた。一般的に、アルカリ性泉は物質が沈殿しやすいために溶存物質総量が少ない。このため身体に対する刺激がやさしく、その多くは無色澄明、無味無臭で、お湯がやわらかくて入り心地のよい温泉となる。アルカリ性が強いと、その作用によって入浴していると肌につるつるとした感覚がある。入浴後肌がすべすべになり、湯冷めがしにくいといわれ、多くの人に好まれている。
アレルギー、アトピーの肌の方にも刺激が少ないため効果的といわれています。
白馬八方温泉 <長野県> 11.5pH
https://hakuba-happo-onsen.jp/
都幾川温泉 <埼玉県> 11.3pH
http://www.tokigawa.net/top/index.html
野沢温泉 <長野県> 8.8pH
抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水
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発明の名称 ナノ粒子を有効成分とする皮膚炎の治療又は予防剤
2021.4.20
発明の名称 ナノ粒子を有効成分とする皮膚炎の治療又は予防剤
出願日 2016年01月27日 登録日 2021年03月05日
課題・解決手段
アトピー性皮膚炎等の皮膚炎を治療又は予防できる新規な手段が開示されている。本発明による皮膚炎の治療又は予防剤は、アミノ酸、アミノ酸誘導体、並びにそれらのオリゴマー及びポリマーからなる群より選択される少なくとも1種を含み、平均粒径が1000nm未満であるシアノアクリレートポリマー粒子(アミノ酸系分子含有ナノ粒子)を有効成分として含有する。アミノ酸系分子含有ナノ粒子は、I型とIV型のアレルギー反応を抑制する作用を有するので、例えばI型アレルギー反応又はIV型アレルギー反応が関与する皮膚炎等のアレルギー症状の治療又は予防剤としても有用である。
背景
アトピー性皮膚炎は、日本国内でも有病率が高い皮膚疾患である。近年増加傾向にあり、患者は多くの精神的・身体的苦痛を強いられる。
アトピー性皮膚炎の薬物療法の基本は、重症度に合わせた強度のステロイド外用薬、カルシニューリン阻害外用薬、必要に応じて抗ヒスタミン・抗アレルギー内服薬が併用され、最重症の場合にはさらに必要に応じてステロイド内服薬、カルシニューリン阻害内服薬が用いられる。しかしながら、ステロイド剤の大量連用による副作用を恐れてステロイド剤を忌避する患者が多く、また免疫抑制による易感染性の問題もあるため、新たな治療手段が求められている。
目的
本発明は、アトピー性皮膚炎等の皮膚炎を治療又は予防できる新規な手段を提供する
実施例
ナノ粒子水を噴霧した群では、皮膚炎症スコア値は水噴霧群・非噴霧群のそれよりも低値であった。皮膚炎症スコア値は、免疫応答性の指標である両耳介の肥厚化のみならず、皮膚バリア機能の指標である背部皮膚水分蒸散量と保水度にも関連性が認められた。
ナノ粒子水噴霧群の場合は、表皮増殖関連のサイトカインはTh17細胞系とともに発現し、一方、水噴霧群・噴霧なし群の場合は、皮膚ダメージ関連シグナルを介して発現することが示唆された。
ナノ粒子水噴霧群の表在細菌数は他の3群と比べて一定の低値に制御されていた。ナノ粒子水噴霧による表在細菌数制御は、皮膚バリア性の向上との相乗効果により、血清中の抗S.aureusIgG抗体の減少をもたらした。以上の結果より、ナノ粒子水噴霧は皮膚バリア機能の向上と表在細菌数制御の関与する免疫応答とを介して皮膚炎症反応を制御することが示唆された。抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水
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発明の名称 抗ウイルス剤
2021.4.5
発明の名称 抗ウイルス剤
出願日 2015年02月26日 登録日 2019年05月31日
課題・解決手段
新規な抗ウイルス手段が開示されている。本発明の抗ウイルス剤は、粒径が5μm以下のポリマー粒子であって、繰り返し単位中に特定の一般式で表される構造を有し、かつ、抗ウイルス活性成分を含まない粒子を有効成分として含有する。ポリマー粒子は、好ましくはシアノアクリレートポリマー粒子である。本発明の抗ウイルス剤は、ウイルス粒子表面(特にエンベロープ)への接着性により正常なウイルス粒子構造を破壊し、ウイルス粒子の感染性を低下ないしは喪失させる。本発明の抗ウイルス剤を含むマスク等の衛生用品は、インフルエンザウイルス等の飛沫感染ないしは空気感染するウイルスの感染防止に優れた効果を発揮し得る。
背景
主としてヒトの医薬に応用すべく、薬物のデリバリーシステム(DDS)や徐放化による薬物の効果向上を目的に、薬剤の微粒子化の研究が進んでおり、例えばシアノアクリレートポリマー粒子に薬剤を抱合させたDDSが公知である(特許文献1、2及び非特許文献1)。本願発明者らも、現在までに、粒径のばらつきが少ないシアノアクリレートポリマー粒子の製造方法、抗菌剤抱合粒子、及びプラスミド抱合粒子を開示している(特許文献3〜5)。従来のポリマー粒子合成法では、シアノアクリレートのアニオン重合反応の開始及び安定化の目的で、重合反応系内に糖類やポリソルベートを共存させる。これらの過去の研究は、薬物のDDSと徐放化が目的であった。
その後、本願発明者は、シアノアクリレートポリマー粒子そのものにグラム陽性細菌に対する抗菌活性があることを見出した(特許文献6)。さらに、アミノ酸を抱合したシアノアクリレートポリマー粒子が抗がん活性を有するほか、グラム染色性を問わず各種の細菌に対し抗菌力を発揮できることを見出した(特許文献7〜9)。ナノサイズのポリマー粒子は、細菌表面に特異的に接着し、細菌を溶菌に導く。シアノアクリレートナノ粒子は、抗生物質とは全く異なる作用機序で抗菌活性を発揮し、MRSAやVRE等の多剤耐性菌に対しても有効である。
一方、ナノサイズのポリマー粒子のウイルスに対する効果は知られていない。
目的
本発明の目的は、新規な抗ウイルス手段を提供する
実施例
ナノ粒子がウイルスのエンベロープに接着し、エンベロープが破壊されてキャプシドが露出している様も観察された。
抗菌ナノ生活PRO