STAFF ブログ
弊社スタッフが、抗菌ナノ生活PROの最新情報をブログ形式でお伝えします。
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13項目の特許
2021.4.1
抗菌ナノ粒子の知的財産(13項目) 特許権者 城武昇一
① 特許第4963221号 シアノアクリレート系ポリマー粒子及びその製造方法 2012年4月
② 特許第5224313号 プラスミド送達用粒子
③ 特許第5201763号 異なる平均粒径サイズの粒子からなる混合微粒子カプセルの製造方法 (特許権者 城武昇一、株式会社IHI)
④ 特許第4696256号(PCT/JP2008/056966) バンコマイシン耐性グラム陽性細菌用抗菌剤
⑤ 特許第5618284号(PCT/JP2008/073272) グラム陽性細菌用抗菌剤
特許第5907515号(⑤の分割) グラム陽性細菌用抗菌剤
⑥ 特許第5397881号 グラム陽性細菌用抗菌材及び抗菌活用増強剤 2016年4月
⑦ 特許第5663741号(PCT/JP2010/053426)アミノ酸抱合シアノアクリレートポロマー粒子
⑧ 特許第5938836号(PCT/JP2012/058354) 高次構造体が示す抗細胞効果の新規調整技法
⑨ 特許第6108371号 高次構造体が示す抗細胞効果の新規調整技法 2017年3月
抗菌剤や抗がん剤などとして従来のものよりもさらに有用なシアノアクリレートポリマー粒子を提供できる新規な手段を提供する
⑩ 特許第6192543号(PCT/JP2013/050925) 植物病原細菌用抗菌剤 2017年8月
植物細菌病とは、植物に病気(生理病を除く)を引き起こす主な病 原体は、糸状菌(カビ)、細菌(バクテリア)、ウイ ルスおよ び線虫です。イネいもち病をはじめとする 植物の病気のほとんどは糸状菌が原因であり、細菌 やウイルスが原因の病気は全体のそれぞれ 1 割程度 です。植物に病気を引き起こす細菌が植物病原細菌 であり、それらが原因の病気が植物細菌病です。
⑪ 特許第6290649号 優れた植物病害防除効果を有する菌類用抗菌剤 2018年2月
病原真菌や植物病原糸状菌を包含する各種の菌類に対して有効な新規な抗菌手段を提供する
⑫ 特許第6533213号 US10351644 抗ウイルス剤 2019年5月 日本国内を取得、2019年7月 米国国際特許を取得。
新規な抗ウイルス手段を提供する
⑬ 特許第6847668号 ナノ粒子を有効成分とする皮膚炎の治療又は予防剤 2021年3月
アトピー性皮膚炎等の皮膚炎を治療又は予防できる新規な手段を提供する
抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水
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抗ウイルス作用・ウイルス不活化テスト
2021.3.10
抗菌ナノ粒子の抗ウイルス作用・ウイルス不活化テスト
抗菌ナノ粒子の抗ウイルス作用 実際の写真
ウイルスは他の細胞に寄生して増殖します。抗菌ナノ粒子はウイルス粒子表面に特異的に接着してウイルスの粒子構造を破壊し、ウイルス粒子の感染性を喪失させ不活性化します。電子顕微鏡像により、ナノ粒子がウイルスのエンベロープに接着し、エンベロープが破壊されてキャプシド(核酸を取り囲むタンパク質の殻)が露出している様子も観察されています。
ウイルス不活化テスト
抗菌ナノ粒子をウイルス液に混合し培養細胞に添加したところ、ウイルス増殖を完全に(検出限界以下)に抑制できることが確認されました。
※ウイルス濃度0.2×10-3%以下で細胞内のウイルス増殖を完全に抑制
抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水
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抗菌ナノ粒子の『菌自己融解』の力
2021.3.1
「抗菌ナノ粒子」の『菌自己融解』の力
細菌を培養すると増殖します。この時、抗菌薬と共に培養すると、薬の作用によって細菌の増殖が抑えられます。しかし抗菌薬の濃度が薄すぎると細菌の増殖は抑えることができません。抗菌薬によって細菌の増殖を抑制する最小濃度をMIC (最小発育阻止濃度)と呼びます。MIC の値が低いほど「抗菌薬の作用が強い」ということになります。
その結果、抗菌ナノ粒子が効果を発揮する濃度は100ppm(0.01%)であると導きだしています。
※抗菌ナノ生活プロ(抗菌ナノ水)を一層の確実性を求めて 2000ppm に溶解しています。
最小発育阻止濃度(MIC )結果 (μg/ml)
抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水
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菌自己融解
2021.2.15
抗菌ナノ粒子の「菌自己融解」とは
「抗菌ナノ粒子」が菌に対して無害化する技術を「菌自己融解」といいます。
人に有害な細菌の内側は8~20気圧あり、硬い細胞壁に守られ急成長しながら増殖します。
善玉菌の成長スピードは1日に2倍ずつ程度ですが、大腸菌は15分で2倍づつ増殖します。
「抗菌ナノ粒子」が細菌の細胞壁に吸着すると、その部分だけがスピードの速い成長を阻害されるため、細菌の内側と外側の圧力バランスが崩れ、細胞壁が物理的に破裂(自滅)します。
「菌自己融解」は、人に有害な細菌だけが持つ性質を利用するため、腸内の善玉菌と呼ばれる酵母や乳酸菌など人にとって良い作用を持つ菌には影響を与えません。
断面図によるナノ粒子の自己融解の様子
※抗菌ナノ粒子は分解されるまで、何度でも細胞を破裂(自己融解)へ導きます。
※乳酸菌は成長速度が速いが乳酸を出すため、抗菌ナノ粒子はくっつきにいきません。
ナノポリマーと細菌細胞壁との接合模式図
「抗菌ナノ粒子」は細胞壁の糖鎖ペプチド表層と親和性が高く「抗菌ナノ粒子」が吸着した局所部分に対して、細胞壁の合成を阻害します。
抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水
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除菌力99.9%
2021.2.10
除菌力 16種の菌に対する実験・除菌効果99.9%
▼抗菌効果検証を得ている菌・真菌(菌自己融解)
検査機関:横浜市大
01.黄色ブドウ球菌:食中毒の原因など化膿性疾患の代表的起因菌
02.多剤耐性・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA):高齢者など抵抗力の低下した人にかかりやすい感染症
03.腸球菌
04.多剤耐性・バンコマイシン耐性腸球菌
05.肺炎球菌:高齢者など抵抗力の低下した人にかかりやすい感染症
06.化膿連鎖球菌
07.ストレプトコッカス
08.ぺプトストレプトコッカス
09.ジフテリア菌
10.プロピオニバクテリウム・アクネ菌:肌に住み着いている常在菌でニキビの原因となる
11.大腸菌
12.緑膿菌:水回りなどに多く存在している菌で高齢者など抵抗力の低下した人にかかりやすい感染症
13.抗菌剤の効きにくい結核菌 ヒトの結核の原因となる細菌
14.非結核性抗酸菌 結核菌とライ菌以外の抗酸菌の総称
▼抗菌効果検証を得ているウイルス (ウイルス不活化)
検査機関:横浜市大、大阪大学、高知大学
01.エンベロープウイルス(コイヘルペス)
02.ネコカシウイルス(ノンエンベロープウイルス)
※除菌試験の対象とする菌は大腸菌と黄色ブドウ球菌の2種類だけですが抗菌ナノ粒子では合計16種の菌・ウイルスに対して実験をしております。
※豆知識「除菌」とは99%以上の除菌効果があるものを指すのですが「100%」と言ってはいけないという決まりがあり、商品には「除菌 99.9%」と記載されています。
抗菌ナノ生活PRO/除菌・抗菌水